2017年5月14日(日)の式典と祭典で公開された指輪と石文の製作年代は?

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2017年5月14日(日)の式典と祭典で公開された二つの指輪と石文

2017年5月14日(日)の古代ユダヤ遺跡発掘65周年記念式典で公開された品物に、二つの指輪と石文があります。

 1952年(昭和27年)10月に白山義高氏とユダヤ教の大司教T・ローゼン師と共に発掘調査されました。それから7年経た1959年(昭和34年)9月26日の伊勢湾台風によって、1952年当時の発掘跡が全て流されてしまい、暫定的に現在の位置にモニュメントが置かれました。
 高根三教氏(1919-2010年11月4日)は、父の高根正教氏(1883-不明年)が菰江古代ユダヤ遺跡の発掘に関わっていたことを知って、1996年に現在のモニュメントの置かれている場所を再発掘調査されました。その調査で、現在のモニュメントの付近に女陰がないことが明らかになりました。高根三教氏の発掘調査のあと、ブルーシートを掛けて放置されたままになっていました。
 その状況をみて、魚谷佳代さんが四洲園のフロントに
「遺跡を埋め戻してください」
 と助言しに行きます。
 そして癌で入院していたオーナーの森重吉氏から高根三教氏に埋戻しの要請がなされます。
 それ4か月後、高根三教氏の文化活動を支えていた建設会社経営の井上正氏(1935年2月生)が、3日かけて埋め戻し作業をします(1996年)。
 作業を終えて道具類を海辺で洗っているとき漬物石に最適と思われる石を見つけて、自宅に持ち帰ります。
 人夫が洗って熊手に土の塊がかかってきたので、中に貝が入っているかもしれないと思ってそのまま持ち帰ります。
 土と石が乾いて現れてきたのが、石文(漬物石)と2つの指輪です。

 今回の式典・祭典には、ヘブライ語聖書に造詣の深い藤森三千雄先生が来られていましたので、先生の見解を伺っています。
 見解は以下の通りです。

二つの指輪と石文についてのヘブライ語聖書の研究家・藤森三千雄氏の推測

鹿の指輪

 鹿紋様の指輪の製作年代は、BC1620年の出エジプトの前の時代と推定。
 この時、各部族長が各部族の紋章を刻んだ指輪を作った。
 この鹿紋様の指輪は「ナフタリ族」の族長の証。
 各部族長は、各々の族長の徴をもってモーゼの導きに従って出エジプトを迎えた。

ダビデ紋の指輪

 ダビデ紋の指輪には、「Sion」というヘブライ語が書かれている。
 イスラエルで「Sion」という言葉が使われるようになるのは、ダビデ王がイスラエルを統一した紀元前1000年前頃からである。
 この指輪のダビデ紋と「Sion」の文字から、ダビデ王は統一の証として12部族の族長にこの指輪をプレゼントしたのであろう、と推測。

 菰江古代ユダヤ遺跡から、2つの指輪がなぜ一緒に現れたのか?

 西暦700年、文武天皇の時代に日本で大宝律令が施行されたとき、中央から地方に官吏が派遣されてくるようになった。
 淡路島にも官吏がやってきて、族長の徴である2つの指輪をしていると、
「謀反のきざしあり」
 と波風を立てかねないと懸念し、ナフタリ一族にも関係のあった菰江古代ユダヤ遺跡に納められたのだろう。

ダビデ紋の指輪

 ヘブライ語で「ガル・ガドゥシュ」と書かれている石文(漬物石)。
 藤森三千雄氏の解読では
「神は御自らの尊き巫女をして麗しき是の淡道の地に吾ら一群を導き入れ給えり」
 淡路島の地に導いてくれた尊き巫女が亡くなったとき、その功績を讃えるためにこの場所に祀った。

 2つの指輪にしても、石文にしても、<エフライム紋の蔽いで覆われた女陰の塑像>のある「菰江古代ユダヤ遺跡」に深いかかわりがある。

エフライム紋

女陰

Please cooperate with everyone in the world

Please cooperate with everyone in the world.
I am Kayo Uotani, organizer of this ceremony.
Given the situation in the world, we hold this ceremony with cooperation of many people.
Since we operate as a volunteer, we are short of funds.
Please ask you for the share and financial cooperation of those who can sympathize with the purpose of the ceremony and with this broadcast.

魚谷佳代  世界の皆様に協力お願いします。
 今回の式典の主催者の魚谷佳代です。
 世界の情勢を鑑みて、やむにやまれぬ気持ちで今回の式典を皆様の協力を得て開催しています。
 私たちは資金のない中でボランティアで運営していますので、この放送をみて式典と祭典の趣旨に共感できる方のシェアと資金協力をお願いします。

申込

式典・祭典を終えて 〜 淡路菰江古代ユダヤ遺跡奉賛会 世話役 成田亨

 今回の式典・祭典を終えて、日本とイスラエルの関わりの不思議さを思う。
 10年後の2027年には全ての事柄が明らかになっていると思う。
 しかし、2027年までの10年の間に混乱が生じることも充分予想できる。
 混乱を生む原因は、日本にあっては「天皇陛下」の出自に関わる点だし、イスラエルにとっては「自分たちを導いてくれた神」と日本の神々との関わりについての理解だろう。
 私が今回の式典・祭典の準備を通じて確信したことは、アブラハムからダビデ王あたりまでを導いた神は出雲の天之蕗根命である、という点だった。
 グラハム・ハンコック氏の『神々の指紋』によれば、世界各地に技術指導されている一群の人々がいる。
 『神々の指紋』で技術指導されている一群の人々と、『上紀』が伝える天之蕗根命(天之冬衣命)の記述は重なって読める。
 7万年前ぐらいから始まるウルム氷河期の時代にも、寒さと飢えで苦しんでいる民衆の指導されている人々がいる。
 この一群の指導者が出雲の天之蕗根命で、ウルム氷河期の時代の名前を天之冬衣命と違う漢字を当てて読んだようだ。
 すると、ノアの方舟の時代、おそらくノアを指導されたのも天之蕗根命(天之冬衣命)である可能性が高い。
 また、「創世記」19章アブラハムの項で「2人の天使」あるいは「3人の御使い」が登場するが、2人とは出雲の天之蕗根命(天之冬衣命)と対馬の豊祗彦命であろう。
 ある天使がヤコブと相撲をとって負けるが、天之蕗根命は中東地方の巡回に来ている時はいつもヤコブの成長に気を留めていたのだろう。
 ヤコブが成長し、天之蕗根命がヤコブと相撲を取った時、ヤコブに負けてしまったのだ。
 天之蕗根命は実に気さくでいい神様なのだ。
 天之蕗根命はヤコブの成長を喜び「イスラエル」の名を授けた。
 紀元前1000年前、ダビデ王の出現によって神の導きを受け入れる民族を現出したとき、天之蕗根命は非常にうれしかったのだろう。
 福岡県筑紫町の大己貴神社で、天之蕗根命(大己貴命)は
「私ほど偉大なことをした神はこれまでかつていただろうか」
 と喜んだ。
 そして、神にたしなめられれて三輪山に来るように促される。
 余談だが、『旧約聖書』ではダビデ王の記述のあたりまでは、天之蕗根命(天之冬衣命)の関与があるはずで、ヘブライ語の原語もそうなっていてしかるべきだと思われる。
 紀元前777年に因幡の白兎の大国主命(櫛甕玉命)が誕生して、イスラエル12部族はまた再び離散が始まり、神の試練を迎えることになる。

 出雲抜きにイスラエル・ユダヤを語るのは不可能だと思う。

 日本においては、神武天皇の勅命によって櫛甕玉命(因幡の白兎の大国主命)が書き著した『ほつまつたゑ』の内容にも看過できない問題があって、これも混乱の原因になってくる。
 天照大神は女神だが、天照神は男神である。
 なぜこういう現象が起こってくるのかを追求すると、『ほつまつたゑ』に記述されている約300万年に及ぶ神代の時代の特殊性が浮き出てくる。
 結論を先に言えば、
 天照大神が岩戸閉めの結果神霊界に現れることが出来なくなってしまい、男神の天照神が神霊界に登場した、
 男神の天照神の弊害を伊邪那岐命と伊邪那美命の祈りと願いで封じ、さらに天照大神(女神)が瀬織津姫と変じて現れ、男神の天照神の内宮となられ皇祖皇宗の皇統を守られたという特殊事情があった。
 瀬織津姫神が生んだ天忍穂耳尊の血統によって皇祖皇宗の皇統は守られている。
 そして、男神の天照神の弊害が神霊界に現れた時は、須佐之男命の罪として引き受けるという約束のもと300万年前に『ほつまつたゑ』の時代がスタートした。
 因幡の白兎の大国主命(櫛甕玉命)が『ほつまつたゑ』を書き著して以降、この天照神(男神)と天照大神(女神)の謎に挑んで真実にたどり着いた研究者は幾人もいるのだろうが、語れなくなってしまうのだ。
 天照大神と瀬織津姫神のことを語ることによって瀬織津姫神や須佐之男命のご苦労を水泡に帰してしまうのを畏れたのだ。
 今回の式典・祭典を終えて、天照神と天照大神・瀬織津姫神について語ることを神様に許されるようになった。

 全ての岩戸閉めの原因となった伊邪那美命のミホト(女陰)の火傷は今回の式典・祭典で治癒された。
 千引の岩戸は開けられている。
 伊弉諾命によって切り刻まれ亡くなった迦具土命も復活を遂げられている。
 黄泉国(読み国)の扉も開けられている。
 天照大神の天之岩戸も開けられ、追放された素戔嗚命の帰還も完了している。
 伊邪那岐命と伊邪那美命の国生みの再スタートに当たって、オノコロの四音(よんおん・シオン)も動き出している。

 日本の神霊界に障害となるべきものは何一つもない。

 現在を生きている私たち人間の想念のままに、神々が動かれるのだろう。
 神典の解釈をめぐる争いほど醜いものはないので、無用の混乱を回避する一助になってくれれば幸いです。

 2017年5月25日 成田亨(淡路菰江古代ユダヤ遺跡奉賛会 世話役)